抗血栓トライアルデータベース
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検索結果:9件(1−9件)

Yao X et al

結論日常臨床において,非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)の投与量は添付文書としばしば異なっていた。この処方パターンは,重篤な腎臓病患者における安全性の悪化ならびに有効性のベネフィットがなくなること,またapixaban投与例では有効性悪化ならびに安全性のベネフィットがなくなることに関連する可能性がある。
対象14,865例。OptumLabs Data warehouseより同定された,試験期間にapixaban,dabigatran,rivaroxabanを開始した非弁膜症性心房細動患者のうち,治療開始前に血清クレアチニン検査の結果を有する症例。
文献Yao X, et al. Non-Vitamin K Antagonist Oral Anticoagulant Dosing in Patients With Atrial Fibrillation and Renal Dysfunction. J Am Coll Cardiol 2017; 69: 2779-90.

Yao X et al

結論経口抗凝固薬(OAC)を服用している非弁膜症性心房細動(NVAF)患者において,腎機能の低下は多くみられた。非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC),特にdabigatranおよびrivaroxabanはwarfarinにくらべ,有害腎臓転帰リスク低下と関連している可能性が示唆された。
対象9,769例。処方データベースOptum-Labsより同定された,当該期間にOACを開始した≧18歳のNVAF患者で,治療開始前の12ヵ月間継続して保険に登録しており,登録時および追跡時に血清クレアチニン値を入手できた症例。
文献Yao X, et al. Renal Outcomes in Anticoagulated Patients With Atrial Fibrillation. J Am Coll Cardiol 2017; 70: 2621-32.

Yli-Mäyry S et al

結論CABG施行前に開始した経口抗凝固療法では,従来の抗血小板療法を超える効果は得られず,また,いずれの治療法も進行した冠動脈疾患患者の急性バイパスグラフト閉塞の抑制には不十分であることが示された。
対象CABG施行例。連続した232例。
文献Yli-Mäyry S, et al. Efficacy and safety of anticoagulant therapy started pre-operatively in preventing coronary vein graft occlusion. Eur Heart J 1992; 13: 1259-64.

Yokoshiki H et al

結論植込み型除細動器(ICD)植込み手術施行時,heparinによるブリッジングは出血合併症リスクを上昇させた。
対象273例。初回ICD手術施行例。
文献Yokoshiki H, et al. Anticoagulation management in the perioperative phase of implantable cardioverter defibrillator implantation. Circ J 2013; 77: 2003-8.

Yonetsu T et al

結論急性冠症候群(ACS)患者における責任病変の形態学的な特徴について,光干渉断層画像診断法(OCT)を用いて検討した結果,aspirinを前投与されていた患者は,腔内血栓が少なかったにもかかわらず,非ST上昇型ACS(NSTE-ACS)を呈している可能性が高いようであった。しかし,基礎にあるプラークの特徴や臨床経過には差異はなかった。
対象442例(責任病変442病変)。初発のACS患者で,PCI施行時にde novo責任病変に対しOCTが行われた症例。
文献Yonetsu T, et al. Association Between Prior Aspirin Use and Morphological Features of Culprit Lesions at First Presentation of Acute Coronary Syndrome Assessed by Optical Coherence Tomography. Circ J 2017; 81: 511-9.

Yoon CY et al

結論透析を行っている心房細動患者におけるwarfarin使用は,出血イベントリスクが高く,血栓塞栓イベント予防の有効性が低いことから,注意深く使用すべきであることが示唆された。
対象9,974例。National Health Insurance Claims Database登録者のうち,末期腎臓病を合併している心房細動患者。
文献Yoon CY, et al. Warfarin Use in Patients With Atrial Fibrillation Undergoing Hemodialysis: A Nationwide Population-Based Study. Stroke 2017; 48: 2472-2479.

Yoon Y et al

結論ステント植込み後の抗血栓療法として,cilostazol+aspirin併用は,ステント血栓症を含む主要な心イベントの抑制にticlopidine+aspirin併用と同等の有効性を示した。また,両群間で有害事象および合併症の発生率に有意差がなく,cilostazol+aspirin併用投与による好中球減少症の発生もみられなかったことから,本併用投与がより安全であることが示された。
対象待機的ステント植込み施行例。連続した300例。
文献Yoon Y, et al: Usefulness of cilostazol versus ticlopidine in coronary artery stenting. Am J Cardiol 1999; 84: 1375-80.

薬物療法中の卵円孔開存患者における脳梗塞再発 メタ解析

結論薬物療法中の原因不明の脳梗塞既往患者において,絶対再発率は試験によりさまざまであったが,卵円孔開存(PFO)患者では非開存患者に比し再発の相対リスクが上昇するということはなかった。したがって,PFO閉鎖は現在進行中の試験の結果が判明するまで推奨できない。
対象15試験,計2548例。
文献Almekhlafi MA, et al. Recurrent cerebral ischemia in medically treated patent foramen ovale. A meta-analysis. Neurology 2009; 73: 89-97.

予防療法を受けた関節置換術施行患者における症候性VTE発症率 メタ解析

結論現行の予防療法を受けた関節置換術施行患者において,膝関節置換術施行例では100人に1人,股関節置換術施行例では200人に1人に,入院中に症候性静脈血栓塞栓症(VTE)が発症した。
対象
文献Januel JM, et al., IMECCHI Group. Symptomatic in-hospital deep vein thrombosis and pulmonary embolism following hip and knee arthroplasty among patients receiving recommended prophylaxis: a systematic review. JAMA 2012; 307: 294-303.