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検索結果:68件(1−30件)

M-HEART II

結論sulotroban は冠動脈造影上の再狭窄を有意に減少しなかったが,血管形成術後の遠隔期における虚血イベント発生を抑制した。aspirinとsulotrobanの心筋梗塞(MI)発症抑制効果は同等であったが,総体的な臨床イベントの抑制はaspirinが優っていたことから,PTCA施行後6ヵ月間のaspirin継続投与が推奨される。
対象待機的PTCA施行例。752例。
文献[main] Savage MP, et al for the M-HEART II Study Group. Effect of thromboxane A2 blockade on clinical outcome and restenosis after successful coronary angioplasty. Multi-Hospital Eastern Atlantic Restenosis Trial (M-HEART II) Circulation 1995; 92: 3194-200.

Machumpurath B et al

結論tPA静注を受けた虚血性脳卒中患者において,急速な神経学的回復は約1/4にみられ,長期転帰良好の強力な予測因子であった。
対象161例。2003年1月~2009年1月にtPA静注を受けた虚血性脳卒中患者連続例。
文献Machumpurath B, et al. Rapid Neurological Recovery after Intravenous Tissue Plasminogen Activator in Stroke: Prognostic Factors and Outcome. Cerebrovasc Dis 2010; 31: 278-83.

Madrid Stroke Network

結論PT-INR<2の経口抗凝固薬を投与されていた虚血性脳卒中患者に対する血栓溶解療法は,症候性脳内出血を増加させなかったことから,安全に施行可能と考えられた。低分子量heparin(LMWH)前投与は症候性脳内出血,死亡,転帰不良を増加させたことから,血栓溶解療法施行は慎重に判断する必要がある。
対象1,482例。2003年2月~2010年10月にtPA静注を受けた虚血性脳卒中患者全例。
文献Matute MC, et al. Safety and Outcomes following Thrombolytic Treatment in Stroke Patients Who Had Received Prior Treatment with Anticoagulants. Cerebrovasc Dis 2012; 33: 231-9.

Madsen TE et al

結論白人および黒人から成る大規模集団において,rt-PAの適格性に性差を認めなかった。女性は修正可能な除外基準である重度の高血圧を有する割合が高かったが,rt-PA静注をうける可能性は高くなかった。女性はECASS IIIの5つの除外基準のうち2つをより多くもっていた。女性における降圧治療実施率の低さは,rt-PA静注における性差の修正可能な一因である可能性がある。
対象1,837例。2005年,オハイオ州南西部およびケンタッキー州北部の5つの郡にある施設に来院した,18歳以上の虚血性脳卒中患者全例。
文献Madsen TE, et al. Analysis of tissue plasminogen activator eligibility by sex in the greater cincinnati/northern kentucky stroke study. Stroke 2015; 46: 717-21.

MAGELLAN

結論急性内科疾患患者における静脈血栓塞栓症(VTE)予防について,rivaroxabanは短期投与ではenoxaparinに対し非劣性を示し,長期投与ではenoxaparinに続くプラセボ投与に対し優越性を示した。一方,rivaroxabanの短期および長期投与は,出血リスクを有意に上昇させた。
対象8,101例。40歳以上,急性内科疾患により72時間以内に入院した患者。
文献Cohen AT, et al.; MAGELLAN Investigators. Rivaroxaban for thromboprophylaxis in acutely ill medical patients. N Engl J Med 2013; 368: 513-23.

Mahler F et al

結論抗凝固療法とsuloctidilの併用により,再閉塞率が20%から12%へ抑制されたが有意ではなかった。
対象PTA施行例。123例。
文献Mahler F, et al. Combination of suloctidil and anticoagulation in the prevention of reocclusion after femoro-popliteal PTA. Vasa 1987; 16: 381-5.

Main-LITE

結論広範囲の患者において,低分子量heparin(LMWH)長期治療による静脈血栓塞栓症再発(3ヵ月以内)予防効果は,通常のビタミンK拮抗薬療法とほぼ等しく,安全性はより高かった。本試験により近位静脈血栓塞栓症患者における治療の選択肢が増えたといえる。
対象737例。年齢<60,≧60:LMWH投与群187例,182例,ビタミンK拮抗薬投与群151例,217例。膝窩部,大腿部,または腸骨の急性近位静脈血栓塞栓症と診断された18歳以上の連続した患者。
文献Hull RD, et al. and LITE Trial Investigators. Self-managed long-term low-molecular-weight heparin therapy: the balance of benefits and harms. Am J Med 2007; 120: 72-82.

Majeed A et al

結論warfarin関連頭蓋内出血患者において,warfarin投与再開の至適時期は10~30週後であると考えられた。
対象177例。頭蓋内出血発生後1週生存した患者連続例のうち,頭蓋内出血診断時にwarfarin投与を受けており,出血発生時のPT-INR値が>1.5であった症例。
文献Majeed A, et al. Optimal timing of resumption of warfarin after intracranial hemorrhage. Stroke 2010; 41: 2860-6.

Majeed A et al

結論dabigatran群の大出血発生例はwarfarin群にくらべ,赤血球輸血を多く必要としたが,プロトロンビン複合体製剤(PCC)は少なかった。また,ICU滞在の短縮および死亡率の抑制傾向がみられた。
対象
文献Majeed A, et al. Management and Outcomes of Major Bleeding during Treatment with Dabigatran or Warfarin. Circulation 2013; 128: 2325-32.

Manawadu D et al

結論明確な臨床および画像基準を満たしている,起床時に発見された虚血性脳卒中患者に対する血栓溶解療法は,実行可能であり,転帰良好をもたらす可能性が示された。
対象122例。中等度~重度の神経学的欠損症状をともなう起床時に発見された虚血性脳卒中で,血栓溶解療法実施または非実施の患者。
文献Manawadu D, et al. An observational study of thrombolysis outcomes in wake-up ischemic stroke patients. Stroke 2013; 44: 427-31.

Martí-Fàbregas J et al

結論症候性中大脳動脈狭窄症患者において,経口抗凝固薬と比較した結果,aspirinは血管イベント二次予防のための最適な治療薬である可能性が示唆された。
対象28例。平均年齢はaspirin群66.7±10.3歳,OA群68.1±10.1歳。MCA狭窄に起因するTIAまたはCI発症後90日以内の患者。
文献Martí-Fàbregas J, et al. Aspirin or anticoagulants in stenosis of the middle cerebral artery: A randomized trial. Cerebrovasc Dis 2006; 22: 162-9.

Martin-Schild S et al

結論コカイン関連脳梗塞患者において,tPA療法は安全に施行可能であった。しかし安全性および有効性を明確に評価するためには,更なる検討が必要である。
対象162例(コカイン関連脳梗塞患者87例+非コカイン関連脳梗塞患者75例)。[コカイン関連脳梗塞患者]2004~2007年に脳卒中病棟に入院した患者のうち,尿中毒物スクリーニング検査でベンゾイルエクゴイン(コカイン代謝物)が陽性であった患者。[非コカイン関連脳梗塞患者]同時期にtPA投与を受けた,尿中毒物スクリーニング検査でコカイン代謝物が陰性であった患者。
文献Martin-Schild S, et al. Intravenous tissue plasminogen activator in patients with cocaine-associated acute ischemic stroke. Stroke 2009; 40: 3635-7.

Martinelli I et al

結論脳静脈洞血栓症(CSVT)再発リスクは全体では低いが,抗凝固療法中止後1年以内および男性においては高い。軽度の血栓形成傾向はCSVT再発リスクを上昇させないが,重度では下肢の深部静脈血栓症または肺塞栓症発症リスク上昇をもたらす。
対象145例。1991年1月~2008年6月に血栓形成傾向スクリーニングのため紹介されたCSVT初発患者連続例。
文献Martinelli I, et al. Long-term evaluation of the risk of recurrence after cerebral sinus-venous thrombosis. Circulation 2010; 121: 2740-6.

Martinez C et al

結論静脈血栓塞栓症(VTE)患者において,再発リスクはビタミンK拮抗薬(VKA)中止から60日後までがもっとも高く,このリスク上昇は120日後まで持続した。この期間に,症状,兆候に関する特定の患者教育を行い,VTE再発に対し注意することが推奨される。
対象41,841例。英国臨床診療研究データリンクより同定された,2001年1月~2013年5月に初発VTEが発症し,再発リスクにさらされている症例のうち,初発VTEから30日以内にVKA投与を開始した患者。
文献Martinez C, et al. Risk of recurrent venous thromboembolism after discontinuation of vitamin K antagonist treatment: a nested case-control study. J Thromb Haemost 2016; 14: 1374-83.

MASH

結論動脈瘤性くも膜下出血(SAH)発症後,動脈瘤の閉塞治療を行った患者において,ASAの早期投与は遅発性虚血性神経欠損(DIND)の発症を軽減しなかった。
対象161例。動脈瘤性SAHを呈し,発症後4日以内に動脈瘤の閉塞治療を行った18歳以上の患者。
文献van den Bergh WM, et al. and MASH Study Group. Randomized controlled trial of acetylsalicylic acid in aneurysmal subarachnoid hemorrhage: the MASH Study. Stroke 2006; 37: 2326-30.

Masjuan J et al

結論病院内で脳卒中を発症した患者は,院外で発症した患者に比し,血栓溶解療法の手技の進行が遅かった。院内発症患者において,血栓溶解療法は安全かつ有効であった。
対象367例。t-PA静注を受けた急性脳卒中患者。
文献Masjuan J, et al. In-hospital stroke treated with intravenous tissue plasminogen activator. Stroke 2008; 39: 2614-6.

MASS

結論左前下行枝近位の重度の狭窄を伴う1枝病変を有する安定狭心症患者において,CABG施行による積極的治療は,PTCAおよび薬物療法に比し,3年後のイベント抑制効果が高いことが示された。一方,死亡または心筋梗塞(MI)抑制に関しては,いずれの治療群でも同等であった。
対象安定狭心症。214例。
文献Hueb WA, et al. The Medicine, Angioplasty or Surgery Study (MASS): a prospective, randomized trial of medical therapy, balloon angioplasty or bypass surgery for single proximal left anterior descending artery stenoses. J Am Coll Cardiol 1995; 26: 1600-5.

MAST-I

結論streptokinase(SK)+aspirin併用群において早期死亡のリスクが高かったが,SK群とaspirin群において,6ヵ月以内の死亡+重度障害の減少がわずかならがも認められた。
対象脳梗塞急性期。622例。
文献[main] Multicentre Acute Stroke Trial--Italy (MAST-I) Group. Randomised controlled trial of streptokinase, aspirin, and combination of both in treatment of acute ischaemic stroke. Lancet 1995; 346: 1509-14.

MATCH

結論虚血性脳卒中あるいは一過性脳虚血発作(TIA)を最近発症し,clopidogrelで治療中の高リスク患者に対するaspirinの追加投与は,主要な血管イベントを有意ではないが低下させる。しかし,aspirin併用により生命に危険を及ぼす,あるいは重篤な出血が増加する。
対象7599例。40歳以上で過去3ヵ月以内に虚血性脳卒中あるいはTIA発症歴があり,過去3年以内に次のリスク因子を1つ以上有する患者: 虚血性脳卒中,MI,狭心症,糖尿病,症候性末梢血管疾患。
文献Diener HC, et al., MATCH investigators Aspirin and clopidogrel compared with clopidogrel alone after recent ischaemic stroke or transient ischaemic attack in high-risk patients (MATCH): randomised, double-blind, placebo-controlled trial. Lancet 2004; 364: 331-7.

MATE

結論血栓溶解療法に禁忌である急性冠症候群(ACS)患者への早期の治療方針選別を目的とした血管造影施行は,虚血イベントの再発および死亡の抑制に有効であり,初回入院時における血行再建術施行までの時間を有意に短縮した。血管造影後の早期の血行再建術施行率は高率であったにもかかわらず,心血管イベント(虚血の再発による再血行再建術施行)に対する長期的ベネフィットは薬物療法と同等であることが示された。
対象血栓溶解療法に禁忌のACS。201例。
文献[main] McCullough PA, et al. A prospective randomized trial of triage angiography in acute coronary syndromes ineligible for thrombolytic therapy: Results of the medicine versus angiography in thrombolytic exclusion (MATE) trial. J Am Coll Cardiol 1998; 32: 596-605.

Matisse Study

結論血行動態的に安定している肺塞栓症(PE)患者において,fondaparinuxの1日1回皮下投与は,モニタリングを必要とせず,未分画heparinと同等の有効性と安全性を示した。
対象2213例。急性症候性PEを発症し,抗血栓療法を必要とする18歳以上の患者。
文献Büller HR, et al; Matisse Investigators. Subcutaneous fondaparinux versus intravenous unfractionated heparin in the initial treatment of pulmonary embolism. N Engl J Med 2003; 349: 1695-702.

MATTIS

結論冠動脈ステント植込みを施行した高リスク患者において,aspirin+ticlopidine併用はaspirin+抗凝固薬併用に比し,血管および出血性合併症を有意に減少させた。また,心血管イベントの顕著な減少傾向が認められたことから,より優れた治療法であることが示された。
対象ステント植込み施行例。350例。
文献[main] Urban P, et al for the MATTIS Investigators. Randomized evaluation of anticoagulation versus antiplatelet therapy after coronary stent implantation in high-risk patients: the multicenter aspirin and ticlopidine trial after intracoronary stenting (MATTIS). Circulation 1998; 98: 2126-32.

Mattle HP et al

結論中大脳動脈(MCA)領域脳卒中患者のうちhyperdense MCA sign(HMCAS)を示す者において,動脈内血栓溶解療法(IAT)は静脈内血栓溶解療法(IVT)に比し,治療開始が遅かったにもかかわらず有益であった。
対象112例。ベルン大学病院で発症6時間以内にIATを受けた患者のうち,HMCASを示したMCA領域脳卒中患者,およびチューリッヒ大学病院でNINDS基準にしたがい発症3時間以内にIVTを受けた患者のうち,HMCASを示したMCA領域脳卒中患者。
文献Mattle HP, et al. Comparison of intraarterial and intravenous thrombolysis for ischemic stroke with hyperdense middle cerebral artery sign. Stroke 2008; 39: 379-83.

Mayo Asymptomatic Carotid Endarterectomy Study

結論頸動脈内膜切除術を施行予定の無症候性の頸動脈狭窄患者に対して,周術期および施行後のaspirin投与は,禁忌でない限り適正に行うことが強く推奨される。
対象無症候性の頸動脈狭窄例。158例。
文献Mayo Asymptomatic Carotid Endarterectomy Study Group. Results of a randomized controlled trial of carotid endarterectomy for asymptomatic carotid stenosis. Mayo Clin Proc 1992; 67: 513-8.

Mayo Coronary Care Unit and Catheterization Laboratory

結論急性心筋梗塞(AMI)患者への緊急PTCA施行と血栓溶解療法+従来治療による心筋回復への有効性はほぼ同等であった。
対象AMI。108例。
文献Gibbons RJ, et al for the Mayo Coronary Care Unit and Catheterization Laboratory Groups. Immediate angioplasty compared with the administration of a thrombolytic agent followed by conservative treatment for myocardial infarction. N Engl J Med 1993; 328: 685-91.

McCollum C et al

結論aspirin+dipyridamole併用投与による大腿-膝窩静脈グラフトの開存に有意な有効性は認められなかったが,末梢血管疾患患者における心血管イベント(心筋梗塞または脳卒中)抑制に有用であった。
対象大腿-膝窩静脈バイパス術施行例。549例。
文献McCollum C, et al. Antiplatelet drugs in femoropopliteal vein bypasses: a multicenter trial. J Vasc Surg 1991; 13: 150-61; discussion 161-2.

McEnany MT et al

結論CABG施行後1年あるいは2年における短期的な抗血栓療法による静脈グラフト閉塞の抑制効果は,検討するに値することが示唆された。また,治療の有効性に関しては,warfarin治療による出血性合併症の発生を考慮して評価すべきである。
対象CABG施行例。216例。
文献McEnany MT, et al. The effect of antithrombotic therapy on patency rates of saphenous vein coronary artery bypass grafts. J Thorac Cardiovasc Surg 1982; 83: 81-9.

Mega JL et al

結論clopidogrel投与を受けた被験者において,CYP2C19機能低下型対立遺伝子の保有者では,非保有者に比しclopidogrelの活性代謝物血漿濃度が有意に低下し,血小板凝集阻害作用が抑制され,ステント血栓症など主要な心血管有害事象発生率が高かった。
対象健常者162例+ACS患者1477例(TRITON-TIMI 38試験でclopidogrel群に割り付けられた症例のうち,DNAサンプル提供者)。
文献Mega JL, et al. Cytochrome P-450 Polymorphisms and Response to Clopidogrel. N Engl J Med 2009; 360: 354-62.

Mehta RH et al

結論rt-PA静注をうけた脳卒中患者において,出血性合併症は白人にくらべ,黒人およびアジア人でわずかに多かったが,ヒスパニック系では同程度であった。アジア人はその他の人種/民族にくらべ,症候性脳内出血リスクに直面していた。
対象54,334例。登録期間中,GWTG参加施設に入院した脳梗塞患者。
文献Mehta RH, et al., Get With The Guidelines-Stroke Program Race/Ethnic differences in the risk of hemorrhagic complications among patients with ischemic stroke receiving thrombolytic therapy. Stroke 2014; 45: 2263-9.

Meister W et al

結論本試験結果から,禁忌でない限り,全CABG施行例にaspirin 100mg/日投与が推奨される。他の動脈疾患に対する低用量aspirinの有効性を検討するさらなる臨床試験の実施が求められる。
対象CABG施行例。60例(143遠位吻合部)。
文献Meister W, et al. Low-dose acetylsalicylic acid (100 mg/day) after aortocoronary bypass surgery: a placebo-controlled trial. Br J Clin Pharmacol 1984; 17: 703-11.