抗血栓トライアルデータベース
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検索結果:82件(1−30件)

Gage BF et al

結論脳卒中と脳卒中予防治療による患者のQOLへの影響の予測値(utility)は,症例によるばらつきが大きいことが認められ,また重度脳卒中発症後のQOLは多くの患者にとって死亡と同等またはそれ以上であることが示された。本結果から,脳卒中予防の治療選択には,積極的に患者個々の希望を採り入れるべきであることが強調された。
対象AF。83例。
文献Gage BF, et al. The effect of stroke and stroke prophylaxis with aspirin or warfarin on quality of life. Arch Intern Med 1996; 156: 1829-36.

Gaist D et al

結論抗血栓療法は硬膜下血腫リスク上昇と関連しており,リスクがもっとも高かったのはビタミンK拮抗薬(VKA)+抗血小板薬併用であった。2000~2015年における硬膜下血腫発症率の上昇は,抗血栓療法実施率の上昇,特に高齢者におけるVKAの使用と関連しているようであった。
対象410,390例。全国規模の患者登録より同定された,2000~2015年に初発硬膜下血腫のため退院した20~89歳の患者10,010例+一般集団から年齢,性別,暦年を合致させた対照群400,380例。
文献Gaist D, et al. Association of Antithrombotic Drug Use With Subdural Hematoma Risk. JAMA 2017; 317: 836-46.

GAMIS

結論心筋梗塞(MI)既往患者における冠動脈死のリスク低減には,phenprocoumonよりaspirin(1,500mg/日)のほうが有効であることが示された。
対象MI既往。946例。
文献[main] Breddin K, et al. Secondary prevention of myocardial infarction: a comparison of acetylsalicylic acid, placebo and phenprocoumon. Haemostasis 1980; 9: 325-44.

Gao F et al

結論DES植込みを受けた心房細動患者において主要有害心・脳事象(MACCE)が抑制されたことにより,抗血栓薬3剤併用の心血管ベネフィットが支持された。PT-INRを注意深くモニターすれば,大出血リスクも容認できる程度かもしれない。
対象622例。DES植込みを受けた患者連続例のうち,心房細動の既往がある,または新規に心房細動と診断された患者。
文献Gao F, et al. Comparison of different antithrombotic regimens for patients with atrial fibrillation undergoing drug-eluting stent implantation. Circ J 2010; 74: 701-8.

Garachemani AR et al

結論安定および不安定狭心症によるPTCA成功例において,ステント植込み施行の有無にかかわらず,heparin投与中止による急性心合併症の有意な増加は認められなかった。heparin投与の中止は,シース除去と退院を早め,ひいてはコストの低減につながる。本試験と他の小規模な臨床試験の結果を総合すると,heparinはルーチンに使用されるべきでないという強力なエビデンスが得られた。
対象PTCA成功例。連続した191例。
文献Garachemani AR, et al. Prolonged heparin after uncomplicated coronary interventions: a prospective, randomized trial. Am Heart J 1998; 136: 352-6.

Garbe E et al

結論外来での抗血栓薬使用はくも膜下出血リスクを上昇させたが,早期死亡との関連はみられなかった。
対象22,714例。ドイツの薬理疫学研究データベースに登録されている被保険者1,340万人から同定された,2004年7月~2006年11月にくも膜下出血のため入院した患者2,065例+健康保険,性別,年齢を合致させた対照群20,649例。
文献Garbe E, et al. Risk of subarachnoid hemorrhage and early case fatality associated with outpatient antithrombotic drug use. Stroke 2013; 44: 2422-6.

Garcia DA et al

結論小手技を必要とする長期抗凝固療法を受けている患者において,5日以内の周術期のwarfarin投与中断は血栓塞栓症の低リスクと関連する。橋渡し抗凝固療法を投与する前に血栓塞栓症と出血のリスクを比較検討するべきである。
対象1024例,1293件。生検/小手術などの手技のためwarfarin療法を中断した18歳以上の患者。
文献Garcia DA, et al. Risk of thromboembolism with short-term interruption of warfarin therapy. Arch Intern Med 2008; 168: 63-9.

García E et al

結論インターベンション施行に習熟したスタッフを有する施設においては,急性前壁梗塞治療として,primary PTCAはt-PAを用いた全身血栓溶解療法より優れていることが示された。
対象AMI。220例。
文献García E, et al. Primary angioplasty versus systemic thrombolysis in anterior myocardial infarction. J Am Coll Cardiol 1999; 33: 605-11.

Garcia-Pastor A et al

結論rt-PA静注を行う虚血性脳卒中患者において,体重の推定はしばしば不正確で,rt-PA用量のミスにつながる。rt-PA 0.90mg/kgを超える過剰投与は,頭蓋内出血リスク増加につながる可能性がある。rt-PA静注前に標準化した体重測定での実測を考慮すべきである。
対象97例。当該期間にrt-PA静注をうけた虚血性脳卒中患者全例。
文献García-Pastor A, et al. Tissue plasminogen activator for acute ischemic stroke: calculation of dose based on estimated patient weight can increase the risk of cerebral bleeding. J Thromb Thrombolysis 2015; 40: 347-52.

Garcia Rodriguez LA et al

結論二次予防のため低用量aspirinを処方されている心/脳血管疾患患者において,index dateの前31~180日間その服用を中止すると,継続服用者に比し虚血性脳卒中/一過性脳虚血発作(TIA)リスクが40%上昇する。
対象39512例。THINの登録者のうち,心/脳血管二次予防のために初回のaspirin(75~300mg/日)処方を受けた症例。
文献García Rodríguez LA, et al. Increased risk of stroke after discontinuation of acetylsalicylic acid: A UK primary care study. Neurology 2011; 76: 740-6.

Garcia Rodriguez LA et al (Circulation)

結論低用量aspirinは上部消化管出血リスクを上昇させたが,このリスクはclopidogrel,経口抗凝固薬,非ステロイド性抗炎症薬,高用量コルチコステロイドの併用によりさらに上昇した。
対象症例群2049例+対照群20000例。2000年1月1日~2007年12月31日にプライマリケア医により恒久的にTHINに登録された40~84歳の患者で,登録期間が2年以上,薬剤処方歴が1年以上の患者のうち,症例群:上部消化管(胃,十二指腸)出血患者,対照群:年齢,性別,暦年を一致させた者をランダム抽出。
文献García Rodríguez LA, et al. Risk of upper gastrointestinal bleeding with low-dose acetylsalicylic acid alone and in combination with clopidogrel and other medications. Circulation 2011; 123: 1108-15.

Garcia Rodriguez LA et al (BMJ)

結論低用量aspirin服用を最近中断した心血管疾患既往患者は,継続服用者に比し,非致死的心筋梗塞リスクが上昇する。
対象39513例。英国のプライマリーケアデータベースTHINから同定された初回処方を受けた50~84歳の患者。
文献García Rodríguez LA, et al. Discontinuation of low dose aspirin and risk of myocardial infarction: case-control study in UK primary care. BMJ 2011; 343: d4094.

Garcia-Rodriguez LA et al

結論aspirin服用は非服用にくらべ,脳内出血リスクを上昇させなかった。長期低用量aspirin服用はくも膜下出血リスク保護効果を有する可能性が示唆された。本コホートにおけるwarfarin服用患者は非服用患者にくらべ脳内出血リスクが上昇しており,特にPT-INR≧3で顕著であった。
対象3,137例(脳内出血1,797例+くも膜下出血1,340例)。THINに含まれる20~89歳の患者2,110,327例のうち,脳内出血またはくも膜下出血を発症した患者。
文献García-Rodríguez LA, et al. Antithrombotic drugs and risk of hemorrhagic stroke in the general population. Neurology 2013; 81: 566-74.

GARFIELD-AF

結論非弁膜症性心房細動(NVAF)患者において,主要転帰(死亡,脳卒中/全身性塞栓症,大出血)のうち発生率がもっとも高いのは死亡であったが,死因の多くは抗凝固療法による影響はないと考えられるものであった。NVAF患者の転帰を改善するには,抗凝固療法に加え,それ以外のリスク因子を標的とした介入を含む,より包括的な管理が必要であることが示唆された。
対象17,162例。18歳以上,新規にNVAFの診断をうけてから過去6週間以内にNVAFの新規診断をうけた患者で,その他の脳卒中リスク因子を1つ以上有する患者。
文献Bassand JP, et al., GARFIELD-AF Investigators. Two-year outcomes of patients with newly diagnosed atrial fibrillation: results from GARFIELD-AF. Eur Heart J 2016; 37: 2882-89.

Gaspoz JM et al

結論冠動脈疾患患者における二次予防のためのaspirin処方は費用対効果の観点からみて好ましい。aspirin禁忌患者におけるclopidogrel処方は,抗血小板治療を行わない場合に比べ費用対効果の観点からみて好ましい。aspirin投与可能な患者においてはclopidogrelのコストが0.60ドル/日まで低下しない限りaspirin単独処方の方がよい。
対象2003~2027年またはそれ以前に冠動脈疾患が進展し,最初の1ヵ月間生存していた35~84歳の在アメリカ患者を初年度68万例(以後,約70万~90万例/年が新規に冠動脈疾患を発症)と推定。
文献Gaspoz JM, et al. Cost effectiveness of aspirin, clopidogrel, or both for secondary prevention of coronary heart disease. N Engl J Med 2002; 346: 1800-6.

Gattringer T et al

結論慢性アルコール摂取または急性アルコール依存症の虚血性脳卒中患者において,血栓溶解療法実施率は低かった。アルコール摂取は頭蓋内出血リスク上昇とは関連していなかった。本知見より,慢性アルコール摂取または急性アルコール依存症を除外基準に加えていない現行のガイドラインが支持された。
対象47,422例。当該期間に虚血性脳卒中のため入院した患者全例。
文献Gattringer T, et al. IV thrombolysis in patients with ischemic stroke and alcohol abuse. Neurology 2015; 85: 1592-7.

Gavaghan TP et al

結論CABG施行後早期のaspirin 324mg投与は早期のグラフト開存を改善し,継続投与により術後1年以内の閉塞を抑制する。術後の出血はaspirin群とプラセボ群で同等であったが,aspirin投与は有意差は認められないものの,高率な再手術率との相関が認められた。
対象CABG施行例。237例。
文献Gavaghan TP, et al. Immediate postoperative aspirin improves vein graft patency early and late after coronary artery bypass graft surgery. A placebo-controlled, randomized study. Circulation 1991; 83: 1526-33.

GEMINI-ACS-1

結論急性冠症候群(ACS)患者に対する低用量rivaroxaban+P2Y12阻害薬併用による臨床的に重篤な出血のリスクは,aspirin+P2Y12阻害薬併用と同程度であった。本アプローチの有効性と安全性を評価するためには,より大規模で,検出力のある試験が必要である。
対象3,037例。18歳以上の不安定狭心症,NSTEMI,STEMI患者。
文献Ohman EM, et al. Clinically significant bleeding with low-dose rivaroxaban versus aspirin, in addition to P2Y12 inhibition, in acute coronary syndromes (GEMINI-ACS-1): a double-blind, multicentre, randomised trial. Lancet 2017; 389: 1799-808.

GeneSTAR

結論低用量aspirin治療により,女性における血小板反応性は男性とほぼ同程度あるいはそれ以上に低下した。しかし,アラキドン酸以外の刺激による血小板凝集はaspirin服用開始前から女性において高く,服用開始後も男性に比して高かった。シクロオキシゲナーゼ 1(COX-1)を介するアラキドン酸による血小板凝集は女性でも男性と同様完全に抑制された。
対象1282例。親,兄弟または叔父/叔母が冠動脈疾患の診断を受けた21歳以上の非罹患者。
文献Becker DM, et al. Sex differences in platelet reactivity and response to low-dose aspirin therapy. JAMA 2006; 295: 1420-7.

Zinkstok SM et al

結論経験の豊富な脳卒中センターで血栓溶解療法を受けた患者において,最終診断が脳卒中でなかった症例は少数で,合併症発症率は低かった。
対象5,518例。2011年12月31日までに血栓溶解療法を受けた患者。
文献Zinkstok SM, et al. Safety of thrombolysis in stroke mimics: results from a multicenter cohort study. Stroke 2013; 44: 1080-4.

Gensicke H et al

結論血栓溶解療法の3年後,脳卒中患者の3人に1人が転帰優良,3人に1人が死亡していた。てんかん発作発症は長期転帰に悪影響をおよぼしているようだが,その機序は不明である。
対象257例。1998年7月~2007年7月に血栓溶解療法を受けた,長期転帰データを入手できた虚血性脳卒中患者。
文献Gensicke H, et al. Long-term outcome in stroke patients treated with IV thrombolysis. Neurology 2013; 80: 919-25.

Gensicke H et al

結論血栓溶解療法を受けた脳卒中患者において,腎機能は転帰および合併症発症率に影響をおよぼしていた。症候性頭蓋内出血リスクの予測因子として,GFR低値は年齢より適切と考えられた。死亡および症候性頭蓋内出血リスクについて,GFRの10mL/分/1.73m2の低下は,NIHSSスコア1点上昇と同程度の影響を有することが示唆された。
対象4,780例。血栓溶解療法を受けた虚血性脳卒中患者。
文献Gensicke H, et al. IV thrombolysis and renal function. Neurology 2013; 81: 1780-8.

Gent AE et al 1968

結論急性心筋梗塞(AMI)患者へのdipyridamole投与による死亡および合併症抑制効果は認められなかった。
対象AMI。120例。
文献Gent AE, et al. Dipyridamole: a controlled trial of its effect in acute myocardial infarction. Br Med J 1968; 4: 366-8.

Gent M et al 1985

結論血栓塞栓性脳梗塞の既往患者におけるsuloctidilの脳卒中再発,心筋梗塞(MI)および心血管死の抑制に対する明らかな有効性は認められなかったが,心臓死への影響についてさらなる検討が必要とされる。
対象血栓塞栓性脳梗塞既往。438例。
文献Gent M, et al. A secondary prevention, randomized trial of suloctidil in patients with a recent history of thromboembolic stroke. Stroke 1985; 16: 416-24.

Georgiadis D et al, 2006

結論血栓溶解療法を施行した急性脳卒中患者において,虚血性脳卒中の再発が早期神経学的悪化の原因となることはまれであった。その発症の時間パターンは症候性頭蓋内出血(SICH)とは異なっていた。
対象341例。National Institute of Neurological Disorders and Strokeプロトコールにもとづいたt-PA治療をうけた急性脳卒中の連続患者。平均年齢は66±15歳。
文献Georgiadis D, et al. Early recurrent ischemic stroke in stroke patients undergoing intravenous thrombolysis. Circulation 2006; 114: 237-41.

Georgiadis D et al, 2009

結論非ランダム化試験における検討ではあるが,自発性頭蓋外内頸動脈解離(sICAD)患者において,新規の脳および網膜虚血事象の頻度は低く,抗血栓療法の種類(aspirin/warfarin)との関連はみられなかった。
対象298例。1987年12月~2005年11月に初回sICADと診断されaspirin単独または抗凝固薬単独を受けた患者連続例。
文献Georgiadis D, et al. Aspirin vs anticoagulation in carotid artery dissection: a study of 298 patients. Neurology 2009; 72: 1810-5.

German Stroke Study Collaboration

結論右左シャントが認められる原因不明の脳卒中または一過性脳虚血発作(TIA)患者において,脳卒中再発率は低く,現在の治療法は多岐にわたった。科学的根拠が確立されていないにもかかわらず,3割の患者が脳卒中二次予防のための経皮的デバイス閉鎖を施行されていた。
対象
文献Weimar C, et al. Current Management and Risk of Recurrent Stroke in Cerebrovascular Patients with Right-to-Left Cardiac Shunt. Cerebrovasc Dis 2009; 28: 349-56.

GESIC

結論低用量aspirinとdipyridamoleの併用は,早期の伏在静脈開存率を向上させる。この効果は術前のdipyridamole投与のうえに認められた。
対象CABG施行例。連続した1,112例。
文献[main] Sanz G, et al.; Grupo Español para el Seguimiento del Injerto Coronario (GESIC). Prevention of early aortocoronary bypass occlusion by low-dose aspirin and dipyridamole. Circulation 1990; 82: 765-73.

GWTG-Stroke time to treatment

結論米国を代表する登録研究(Get With The Guidelines-Stroke:GWTG-Stroke)において,脳梗塞発症から治療までの経過時間(OTT)の短縮は院内死,症候性頭蓋内出血を減少させ,退院時の自立歩行,自宅への退院を増加させた。
対象58,353例。当該期間中,発症から4.5時間以内にtPA静注を受けた脳梗塞患者
文献Saver JL, et al. Time to treatment with intravenous tissue plasminogen activator and outcome from acute ischemic stroke. JAMA 2013; 309: 2480-8.

Gherli T et al

結論大動脈弁生体弁置換術(BAVR)後の早期抗凝固療法において,脳虚血イベント,出血,生存率に関し,低用量aspirin,warfarinいずれの優位性も認められなかった。
対象249例。BAVR施行のための入院患者。
文献Gherli T, et al. Comparing warfarin with aspirin after biological aortic valve replacement: a prospective study. Circulation 2004; 110: 496-500.